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6月中に読んだ書籍

まずは前回に引き続き、エリヤフ・ゴールドラット 著、 三本木 亮 訳の残り3冊。

1.THE GOAL2(It's Not Luck)
2. チェンジ・ザ・ルール(Necessary But Not Sufficient)
3.クリティカルチェー(Critical Chain)

で何となく題に魅かれて読み始めたのがこれ。
4.The Historian 1 エリザベス・コストヴァ著 高瀬素子 訳


上の1は、小説にするには内容が込み入り過ぎたようです。
もっと図を沢山使ったら面白かったかも。
でも2と3は面白かったよ。


2の考え方は、6〜7年ほど前(2000年前後)の自分の考え方と似ていたので懐かしく思ったし、でも切り口が違ったので新鮮だった。
この本の考え方は何かと言うと、具体的にはツールとルールの捉え方の問題。

私は、言葉(特に英語)はツールだと考えてるし、PCやそのソフト、携帯電話なんかも、ナイフや大工工具と同じツールだと捉えてきた。
ツールは、道具だから使いこなし方が重要になるし、目的ではなく手段だから代替えの方法も考えれば必ずあるものだと考えてきた。
私の業務は研究開発なんだけど、商品を開発するなら、多くの人が使ってるものや、上手く使おうと努力してるものに注目して、より使い勝手の良い商品(形や機能)を考えるのがGoodやと考えてきた。
でも、これ技術者・開発者としての物の見方やと思った。

この本では、ユーザー側でツールを上手く使うための基本を述べている。
ツールの本質を捉え、どう使いたいか考え、それに合わせてルールを創る。
この本のクライアントの話のように、会社等の組織ではこの基本がそのまま地力の向上に繋がるね。

話はそれるが、この本を読んでショックだったのが、想像以上に自分の思考回路が老人的になっている事を認識してしまったところ。
ここ数年の内に入社してきた子達が、携帯やPCのメールの使い方が上手なことは時々実感していた。
(例えばちょっとしたところだと、仲間内でのメールの時のCCにする基準や、ポインタの入れ方。)
(・・・若い子達のメールの文書にイチャモンを付けたり嘆いたりしているオッサン連中も確かにいるが。。)

けど会社内では、例えば、部長や課長の理解している使い方に合わせている自分がいたし、今会社で標準となっている使い方が当たり前やと思い込んでいる自分がいた。
従来までのやり方(慣習)に新しい道具を合わせようとしていた。この症状って明らかに老人だよね。
でもホントの老人じゃないから、知恵も人脈も中途半端やし。。
今気付けて良かったんだと思う。このまま後5年も過ごしてたら危ないとこだったと思う。
えらい中途半端な世代の代表者になっていくところやったわ。
上手く言えないけど、道具の使い方に関しては、合わせたり部分適用するのではなく、自分は変えていく側、変わっていく側に立とうと思った。手段の話やから、より効率的になるようにね。
(でないと、次のニーズがわからなくなるし、開発者失格になっちゃうね。何事も次のビジョンが大事です。)

あと2では、最適化の本質を上手な例を使って説明していて、「おぉっ」と思った。


3は、プロジェクト(仕事)の効率的な進め方の理論を小説に仕立てた本です。
読んでて、効率的な進め方について今まで深く考えてなかったなぁと思い知らされて、すごく為になった。
目の前から靄がすーっと消えたような感じを受けた。

Howto的なことは研修やOJTで覚えたり、自分で何となく編みだしたりしてきたけど、全体を統一した考え方は持っていなかった。
化学の分野でいうと「物理化学」を身につけた時のような感動があったし、物理化学から得られる応用力の高さのようなモノが、仕事の仕方でも身につきそうに思う。
ちょっと自分のこれからの変化に興味があるよ。

あと率直な感想として、この本は小説としても結構面白いと思った。


4はホント題名に魅かれたから読み始めただけなんだけど、中身は自分の好きなジャンルだった。
基本的に活字中毒気味なんで、新聞でも漫画でも教科書でも、それなりに意味がとおる文が書いてあれば何でも良かったんだけど。偶然当たりだったんで、ちょっと得した気分。
難癖つけるなら、何箇所か日本語訳が意味不明な文書になってるところがあったこと。
もしかしたら原文が、英語として意味不明の文書でワザと書かれていて、それを忠実に再現したのかも知れないけど、読みづらかった。
でも、とりあえず続きを読もうって思えるくらいには十分楽しめたよ。


以上

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オフィスソフトのファイルフォーマットの標準化の記事

日経のIT+PLUSでOSS(オープンソースソフトウェア)に関する記事がでていた。

これによると2006年5月にISO規格として、オープンオフィスのファイルフォーマットODFが採用されたとのこと。

全然知りませんでした。
会社ではマイクロソフトのオフィスソフトを使っていて、家ではOOを使っている自分としては、これは朗報かな。
後一年くらいしたら、今よりは手間をかけずに家でも資料作りできるようになるかもね。
(現状、レイアウト崩れやフォントが鬱陶しい。。。)

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最近読んだ本の一覧

最近読んだ書籍の中で、良かった物。

1.ブレイブストーリー(上・下) 宮部みゆき著
2.黒祠の島 小野不由美著
3.ザ・ゴール エリヤフ・ゴールドラット著

3のザ・ゴールはビジネス書なんだけど、小説風でなかなか読みやすく面白かった。


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